急に暑くなって体調不良な母

今日は急に気温が上がり、2階の部屋の温度がどんどん上がって29℃以上になったので慌ててエアコンをつけた。

夜ごはんが済んで、ベッドに連れて行こうとしたら珍しく「食べ終わったけど、まだ立ちたくない。」と母が言うのでそのまま椅子に座らせていた。

「寝てるより座っていたほうが楽」と言って座っていた。

母が自分の意思を言ったのは久しぶりのことだ。自分から話すことも意思を表示することも殆どなくなって、私の指示に従うだけの母。もう自分から意思を伝えることはないんだと思っていたのでちょっと嬉しくなった。

でも、寝てるより座っているほうが楽って…

 

小さなテーブルを挟んで向かい側に座っている母の顔を見ながら、ボケているのかどうかあやしい母の表情に悲しくなった。

レビー小体性認知症は発病してから平均10年で亡くなるってネットに書いてあったけど…

思い起こせば「さっき突然お父さんが部屋に入ってきて私の足を掴んだ!」と、絶対にあり得ないことを言い始めてからかれこれ7~8年になる。

あと2~3年で母が亡くなってしまうかもしれないと思うと悲しさと不安でいっぱいになる。

今ここに一緒にいる母はもうとっくに昔のシャキッとした母とは別人になってしまっているけど…でもやっぱり母がいることが私の励みになっている。

母が亡くなってしまったら私はどうなるのかまだ全然想像がつかない。

 

介護から解放されてほっとするだろうと思っていたけど…やっぱり大ショックを受けて落ち込むかもしれない。

 

とにかく、まだまだ生きていてほしい。

もうとっくに頭も壊れて体も弱っている母にまだ生きてほしいと願うのは酷なことなのだろうか…