高齢化社会

高齢化社会と言われて久しい日本ですが、社会はまだまだ高齢化に対応していない気がします。
特に思うのは、高齢で歯が殆どなくなった人が食べられる物がなかなか売っていないことです。

高齢者でもまだまだ固い物が食べられる方もいらっしゃるでしょうが、歯や歯茎はずっと不変ではありません。
入れ歯も数年経つと合わなくなるし、歯槽膿漏などで歯が抜け落ちてしまった高齢者には噛めない物、噛みきれない物が多くて大変です。

私の母は毎日小まめに歯を磨く人でした。食事の後にも必ず歯を磨いていました。本当に歯並びがきれいで、上下の歯がまっすぐに噛み合っていました。
私にも遺伝してほしかったのですが私は残念なことに歯並びは父に似て上の前歯2本がやや前に出ています。

最近、食後すぐに歯を磨くことは良くないと言われるようです。食後は酸で歯が溶けやすい状態で唾液がそれを防ぐのに、その時に歯磨きをしてしまうと歯が酸に侵されやすいとか。

母の歯は80歳を過ぎてからどんどん抜け落ちてしまい、今は殆どありません。(母は現在84歳)
前に作った入れ歯も違和感があって使いたがらずにいたら合わなくなってしまいました。今は日中ほぼ寝ているので入れ歯をしない状態です。
食事は歯ぐきで噛みつぶして食べています。
一度、歯のない高齢者向けのオカズを試したところ、原形をとどめないペースト状のオカズが届きました。
そんなオカズでは食欲も出ません。
母は嫌がって全く食べてくれませんでした。

スーパーのお惣菜などにもう少しだけ高齢者に食べやすい物があると助かるのですが…
カップ麺にも麺が短い物があったら高齢者にも幼児にも食べさせやすいのにと思います。

幼児にもと書いたのは、私の孫のことを思ったからです。
私の娘夫婦が近くに住んでおり娘は育児中なのですが
育児と介護には共通点がたくさんあります。
それでいつも相談し合い協力し合っています。
麺を切るハサミのような道具がダイソーに売っていて、使ったこともありますが手間がかかって面倒なので
いっそ始めから短い麺が売っていたらいいのにと思います。


みいばあのオススメ②
◎ペットシーツ デオシーツ
介護用品は値段が高いです。介護シーツも高くて買ったことがありません。
そこで代用できるのがペットシーツのデオシーツという商品です。
スーパーワイドというサイズなら23枚入りジャンボパックでも2000円しません。
万一紙オムツから尿が漏れてもこれをシーツの上に敷いておけば安心。
以前は防水シーツを使っていましたが洗濯も大変だし少しでも手間が省けるようにと思ってペットシーツを使うようになりました。とても便利です。